自己紹介

1981年広島県生まれ。㈱リクルート等を経て、2013年㈱地域ブランディング研究所設立。全国の地方自治体や企業と連携し、持続可能に稼げる地域づくりを支援。地域のファンづくりやサステナブルツーリズムなど新時代の価値基準に基づくブランディング戦略・自走の仕組み作り等課題解決に奔走。観光庁、農林水産省、文化庁等の各種事業の専門家を歴任。執筆『リクルートOBのすごいまちづくりⅠ・Ⅱ』(共著、かもめ地域創生研究所、2019.2020)、観光経済新聞『私の視点(観光羅針盤)』2019年9月より連載中。

==専門分野==
地域ブランディング、コロナ対応
流通、体制・組織運営、インバウンド、旅行商品開発、マーケティング等

経歴

"1981年:広島県廿日市市生まれ(安芸の宮島の対岸・旧大野町)
2003年:筑波大学第三学群社会工学類都市計画専攻卒業
2004年:株式会社リクルート住宅情報ディビジョン就職。大手マンションディベロッパーの企画営業を担当
2005年:株式会社地域活性プランニング転職後、映画やドラマを活用し地域・施設のファン・集客戦略づくりコンサルティング。東京都産業労働局観光部や神奈川県藤沢市・静岡県伊豆エリア・千葉県成田市等、ロケ地ブランディングの講師を歴任。
2013年:株式会社地域ブランディング研究所設立。"







実績

【委員会等の活動】
■委員
観光庁せとうち海の道連絡調整会議民間専門委員
東京商工会議所台東支部ブランド戦略委員

■専門家/アドバイザー
・農林水産省(2021年)
 「農山漁村振興交付金事業地域活性化対策(農山漁村の情報発信事業)農業遺産の情報発信」専門家
 「農山漁村振興交付金事業農泊推進対策(広域ネットワーク推進事業)農泊地域専門家派遣・指導」専門家

・観光庁(2021年)
「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」専門家
「広域周遊観光促進のための専門家派遣事業」専門家

・東京都(2021年)
 「東京都観光関連事業者向け派遣型セミナー・アドバイザー派遣」アドバイザー(2021年)

・その他
 文化庁事業審査員(2021年)
 信金中央金庫インバウンドアドバイザー
 福島県観光地づくりアドバイザー
 沖縄県観光まちづくりアドバイザー

【講演情報】
■2022年
・観光庁-「高付加価値な地域づくりセミナー-地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化の活用方法-」
■2021年
・観光庁-誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業「全国シンポジウム『withコロナ・afterコロナ時代の地域コンテンツのあり方』」(ファシリテーター登壇)
・日本経済新聞「地方創生フォーラム-アフターコロナの地方創生-」
・愛知県観光デジタルマーケティング推進事業「観光マーケティングの重要性」
・広島県「国際平和・観光振興対策特別委員会」「withコロナで変わるサステナブルトレンド」
・横浜市議会「横浜における持続可能な観光都市の在り方~マイクロツーリズム・リピーターファンづくりの観点から~」

【地域活動】
■観光課題整理
・農泊推進事業の中で体験コンテンツの掘り起こしや新規企画を課題としていた愛知県岡崎市に対して、地域内連携の在り方や販売する仕組みづくりについてをアドバイス。
 その他にも島根県都万地区でも、コロナ禍でどのように誘客していくか、ターゲットの見直し等の課題に対し、他地域の実例を紹介しながら地域の持続性を意識したコンテンツのプレミアム化を助言した。
・一般社団法人せとうち観光推進機構(せとうちDMO)より委託され、食に関する体験コンテンツ調査を実施。瀬戸内7県の自治体/観光協会へのヒアリングや資料調査により、100件以上調査・発掘し、課題をとりまとめた。
・阪神電気鉄道株式会社から依頼され、利用促進に向けた観光振興による沿線活性化のあり方を調査、とりまとめする等、行政/民間を問わずWith/Afterコロナ時代における観光/インバウンド領域の戦略作成/アクションプラン立案を支援している。
・香川県善通寺市の讃岐もち麦ダイシモチの販路拡大の業務を受け、他社商品の差別化・付加価値を取り扱い、企業や消費者にそれらを感じてもらう重要性を課題として提起。そこから、商品価値増のためのストーリーの訴求、他のもち麦との差別化ポイントを明確にすることを助言。また今一度県内の近隣地域で長く愛される食として善通寺市の魅力の1つとしてリピーターになってもらうことを目的とした仕掛けを企画している。

■旅行商品造成
・兵庫県たつの市が目指す「国の重要伝統的建造物群保存地区」の活用の可能性を探る上での「暮らしと観光」の両立を模索し、「量より質」の上質な観光体験プロダクト開発および地域内の経済循環を創出するための商品開発を行う。龍野のランドマークである伝統的地場産業の「観光資源化」「高付加価値化」を推進、生産者や職人、販路を持つ交通事業者とチームを作ることで「龍野地場産品の価値・魅力訴求」「地域の稼ぐ力の強化」を計画に組み込んだ「龍野シェフ×地場産品が織りなす『龍野ダイニングアウト』」を企画実施。
・福井県の三方五湖エリアにて、サステナブルを意識し地域資源を活用した商品造成を行う。ガイドや関連事業者が「持続的に稼ぐこと」、三方五湖エリアに語り継がれていた伝統漁法や歴史、魅力などを伝え「ファンを増やすこと」、観光により「自然環境が保全されていく仕組み」を整備することで、サステナブルな観光の基盤を作った。
・石川県金沢市で、コロナ禍で観光客の受け入れが難しい市場でのオンラインツアーを実施。観光地の説明を見る・聞くだけでなく、地元ガイドの案内や参加者が市場での買い物を体験できるようその場で購入⇒後日自宅配送するというリアルな体験を取り入れたオンラインツアーを実施。オンラインツアーではなかなかできない、観光中のお金を落とす仕組みを作り、参加者にも大好評の体験商品となっている。

■感染症対策
・観光庁「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業の企画統括ディレクターとして全国550以上の自治体・観光団体等の事業実施を支援。観光オンラインセミナーの企画実施や、最新の感染症対策を取り入れた安心安全な商品造成、事業実施ガイドラインの策定に携わる。